部下のやる気を引き出す方法
部下のやる気を引き出すのが難しい理由
ほとんどの社長や管理職が知らないこと
部下や後輩のやる気(モチベーション)をどうしたら上げられるのか、お悩みの方は多いかと思います。特に組織の中堅層の方にとっては、経営層と若手社員の板挟みでご苦労が多いと思います。
部下や後輩のモチベーションアップ(やる気向上)が課題となった時に、よくある企業研修は、こんな感じではないでしょうか?
部下・後輩のモチベーションアップ講座
(実例)どんな時に部下のモチベーションが下がりましたか?上がりましたか?
コミュニケーションを取って安心を与えましょう!
それには聴くスキルを学びましょう!
認めましょう、褒めましょう、鼓舞しましょう!
業務分担の方法を見直しましょう!
以上、2日間の研修で一人10万円とか。。
(受講者は会社が払うから、コスパは気にしません。人事総務は、有名な研修企業を選びましたので「あとは受講者の問題です」)
モチベーションアップ講座の講義内容は正しいと思っていますが、その前にやるべきことをやらないから、いくら講義が立派でも結果が出ないんだろうと思います。
STEP.0からスタートすべきです!
STEP.0とは何か?
この講座に入る前にすべき、STEP.0とは、上司、先輩社員の「教えてやろう」という上から目線を取り除くことです。
そして、この上から目線の隠された原因として、先輩社員の自信のなさです。
「私は、高卒たたき上げ。今年の新人は、東大と慶応、早稲田。。。。馬鹿にされそう。」
「あいつは、帰国子女で英語がペラペラらしいな。。。。」
「いい大学出て、身長高くてスタイル良くて、顔も良くて。。。」など。
先輩社員が心の中で、知らず知らずのうちに、若手や後輩に対して「自分は負けている」「あいつは心の中で私を馬鹿にしている」「俺の事は見下しているんだろ」などという「恐怖心」を持っていませんか? もしくは、妬み(ねたみ)かも知れません。
そのような気持ちを隠そうとして、必要以上に偉く見せようとすると、「上から目線」になってしまいます。
この「上から目線」を取り除くことが、STEP.0なのです。