昨夜、ある地方企業のオーナー会長と食事をご一緒する機会がありました。
その会社は長年にわたり、地域経済を支えてきた元気な企業です。
会長はこうおっしゃっていました。
「事業が壁にぶつかったとき、思い切って新しい技術に挑戦したからこそ、ここまで続けてこられた」
この言葉に、中小企業が生き残れるかどうかの本質があると感じました。
多くの中小企業は、創業者が持つ技術をもとにスタートします。
しかし時代が変われば、その技術だけに依存したビジネスは次第に行き詰まります。
しかも人的リソースが限られているため、経営が「創業者ひとりの力」に集中しがちです。
その結果、一本柱が揺らげば、会社全体が危機に直面してしまうのです。
実は大企業も同じように壁にぶつかります。
ただし、大企業には複数の事業部があり、多様な人材が集まるため、常に新しいアイデアや試行錯誤が生まれます。
つまり、大企業は「複数の柱=戦略的ポートフォリオ」を持っているのです。
一方で中小企業は、一本柱に頼ることが多く、そこが長期存続を難しくする最大の要因です。
もしあなたが中小企業の社長やオーナーで、
「このまま一本柱で大丈夫なのか」
「会社の将来が不安だ」
と感じているなら、今こそ考えるべきときです。
私は30年以上、大企業で経営戦略やマーケティングに携わり、数々の事業を立て直してきました。
その経験をもとに、中小企業の強みを引き出し、新しい柱を一緒に作ることができます。
一人で抱え込んで会社を危うくする前に、私と二人三脚で次の時代を見据えた戦略を考えてみませんか。
一本柱ではダメになります。
けれど、もう一本の柱を作ることで未来は変わります。
あなたの会社が新しい時代に生き残れるよう、私のコンサルで伴走させてください。
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