大学講師になりたい|現役起業家が学生に伝えたい"教科書にないビジネス"


実は今、大学で教えたいと思っている

58歳になった。起業して4年が経つ。

そして最近、ふと思うことがある。


「大学で、学生たちに教えたい」


こう書くと、「何を今さら」と思われるかもしれない。

私は教育者として生きてきたわけではない。30年間、グローバル企業の最前線で戦い、50代で起業し、今も現役でビジネスをしている。


でも、だからこそ——今の私にしか伝えられないことがあると思うんです。


引退した元経営者ではない。「今も現場にいる」強み

私は今日も、デジタル広告を回している。TikTokで発信し、AIツールを使って業務を効率化している。Google広告もFacebook広告も自分で運用している。

つまり、学生が就職する「2025年のビジネス環境」を、リアルタイムで体感している。


引退して過去を語る元経営者ではなく、今この瞬間もビジネスの最前線にいる58歳——それが私の最大の強みだと思う。


30年かけて分かった「理論と実践のギャップ」

神戸大学でMBAを取得した。経営戦略も、マーケティング理論も学んだ。

そして、ASICSで20年、その後も複数のグローバル企業で実務をこなしてきた。

その中で痛感したのは、「教科書通りにはいかない」ということ。でも同時に、「それでも使える理論はある」ということも分かった。


このギャップを、リアルな事例と共に語れる人間は、意外と少ないんじゃないだろうか。


自己紹介:私のキャリア

改めて自己紹介いたします。下山浩幸(しもやま ひろゆき)と申します。


■ ASICS 20年

・経営戦略立案、マーケティング責任者として

・イチロー、新庄選手など著名アスリートの商品化プロジェクトに従事

・世界4位のスポーツ企業で、グローバルマーケティングの最前線を経験


■ ヘッドハンティングで転職

・米系・欧州系含む計5社を経験

・日米欧の異なる企業文化の中で働いてきた経験


■ 50代で起業

・最初の1年は売上ゼロという地獄を味わう

・現在は女性起業家支援で100名の初売上達成を支援

・フリー介護士養成講座など社会課題解決型事業も展開中