大企業30年 + ひとり起業4年——この両方を経験している人は、そう多くない。
なぜ今、「教えたい」と思うのか
正直に言うと、昔は教育にそこまで興味はありませんでした。
でも、起業してから変わった。
起業塾を運営し、4年間、毎週オンラインセミナーを続けてきた。
100名の起業家の初売上達成を支援してきた。
教えることで、自分も学んでいた。
そして気づいた!
私が伝えられるのは、「成功の方程式」じゃない。「失敗から学んだリアル」なんだと。
起業1年目、売上ゼロ。大企業時代も、うまくいかなかったチャレンジは山ほどある。
でも、それを乗り越えてきた。
その過程こそが、今の学生に一番響くんじゃないか——そう思うようになったんです。
私が学生に伝えられる6つのこと
もし大学で教える機会があったら、こんなことを伝えたいと考えています。
TikTok、Instagram、Google広告、ChatGPT——これらを全て自分で運用している。教科書に載っていない「2025年のマーケティング」を、実践ベースで教えられる。
MBA理論と30年の実務。その間にあるギャップを、正直に語れる。
「教科書ではこう書いてあるけど、現実はこうだった」——この話が、一番面白いと思う。
日系、米系、欧州系——計5社を経験した。
「社長が外国人ってどんな感じ?」「外資系って本当に成果主義?」
こういう学生の疑問に、体験ベースで答えられる。
成功談より、失敗談の方が心に響く。私はそう信じている。
だから、失敗を隠さず語る、人生の先輩でありたい。
大企業、転職、独立、起業——私はそのすべてを経験してきた。
「こんな生き方もあるんだ」という選択肢を、学生に示したい。
一方的に話すだけの講義はつまらない。対話式で、学生が「自分ごと」として考える場をつくりたい。
これは毎週、起業塾で行っていることなので、学生向けにしてみたい。
私が起業塾で教えているのは、格好いい「一攫千金型スタートアップ」ではありません。
主婦や会社員が副業から始められる「小さく確実に収益化する起業」。
派手さはない。
でも、100名の初売上達成という再現性がある。
学生にも、この「地に足のついた起業」の方法もあることを伝えたい。
具体的には、こんなテーマで話すことができます。
・グローバルマーケティング実践論
・スポーツビジネスの最前線
・異文化マネジメントのリアル
・失敗から学ぶV字回復の経営戦略
・アスリートブランディングの実際(イチロー、新庄の事例)
・デジタルマーケティング最前線(SNS・Web広告の実践)
・大企業30年 vs 起業4年:これからの働き方
・転職・起業・副業——キャリアの選択肢をリアルに語る
・現役コンサルタントが教える起業成功の法則
「ASICSはなぜ急成長したのか? 社長交代から読み解く経営戦略」
「イチロー、新庄を商品化した男が語るスポーツマーケティング」
「起業1年目、売上ゼロからの逆転劇」
「AI時代に求められるビジネススキルとは?」
ネタは豊富ななので、リクエストがあれば語れることは多いです。
「教えるのは初めて?」と思われるかもしれないが、実はそうでもない。
・起業塾でのオンラインセミナー(4年間毎週継続中)
・100名の起業家初売上達成支援
・和歌山大学でのゼミ講義(スポーツビジネス実務、でも1回だけ!)
・日本大学マーケティングゼミでの研究指導(オンラインでちょっとコメント!)
「教えること」自体は、毎週していることなので、新しいチャレンジではない。
ただ、もっと多くの学生にリアルなビジネスの情報を届けたいと思うようになったんです。
私の起業塾は、女性起業家が中心。
主婦、カウンセラー、コーチ、セラピスト、介護士——様々な背景を持つ人たちを支援して、「初めて売れた!」と喜ばれている。
だから、女子学生の起業相談や副業の悩みにも、リアルに答えられると思っています。
また、5人の子育て経験もあるので、若い世代の価値観や悩みも、多少は理解しているし、扱いも少しは慣れていると思っています。
もし大学で教える機会があったら、学生にこんなことを伝えたい!
・教科書には載っていない「ビジネスのリアル」
・大企業・転職・起業という「多様なキャリアの可能性」
・失敗を乗り越えた「人生のストーリー」
そして何より「自分にもできる!」という希望。
私は「理論だけの教育者」でも「実務だけの経営者」でもない。
その両方を現役で実践している、稀少な存在だと自負しています。
だからこそ、学生に伝えられることが山ほどあるんです。
もしこの記事を読んでくださっている大学関係者の方がいらっしゃったら——単発の特別講義でも、連続講座でも、柔軟に対応します。
いつでもお声がけください。
これは、58歳の私の、ひとつの夢です。
下山 浩幸(しもやま ひろゆき)
ベストアソートコンサルティング株式会社 代表取締役